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寒いのにアサギマダラ

今日は、肌寒い天気なのにアサギマダラの飛来は
今季最高の12頭でした。
最初、ネットで採集してからマーキングしていたのですが、
ネットの騒ぎで逃げてしまう個体もいるため、途中から
手掴みに変えました。これは楽でいい

ところで、今季最高の飛来要因は、①秩父上空を通過する
アサギマダラがピークなのか ②サキバヒヨドリバナが満開なのか?
主は後者ですよね。

それにしても、ヒヨドリバナのアルカロイドを
遠くから嗅ぎ付けるものですよね。

そうですよね、蛾のオスはメスのフェロモン1分子にも
反応するらしいですから・・・。
寒いのにアサギマダラ_e0253104_1642132.jpg

by tef_teff | 2011-10-21 16:44 | Comments(12)
Commented by yoda-1 at 2011-10-21 18:12
アサギマダラは、結構遅くまでいるのですね。
手づかみできるぐらい気温も低くて、動きが鈍っているのでしょうか。
マーキング個体、距離のある場所で再発見されると期待します。
Commented by tef_teff at 2011-10-21 21:44
yoda-1さん

手づかみは気温ではなく、吸密に集中しているからです。やはり、ゆっくり近づかないと逃げてしまいます。
今年は深谷の利根川河川敷のミズヒマワリに集まるアサギマダラは9月の大水でミズヒマワリが冠水し駄目だそうです。
Commented by 辺蟲憐 at 2011-10-22 01:01 x
特定外来生物が駄目…良かったですね あれっ?。w

ところでアルカロイドの誘因はわかるんですが 遠くから察知できてるんでしょうか?。
だとすると凄いシーンをたまに見ます。
私もこの時期の散歩に 町田市へ1年を通して最も個体数の増加するアサギをからかいに 気が向けばマーキングしたりも に行くんですが 数十m上空を翔ぶ個体が 突然翅を閉じ まっすぐ落下してくるんです。
目指すアザミに近づくと少し開いてコースを微調整 直前で羽ばたいてブレーキ で静止吸蜜という具合です。
アルカロイドそのものが空中に放散されてるんですかね〜?。
他誘因物質の発生源が同時多発でしょうから それが拡散した高空からピンポイントに合わせてくるとは ちょっと考えにくい気もします。

この後のアサギはどこまでが越冬地なんだ に関心があるんですが 町田市は勿論 八王子市までは確実だから ひょっとして秩父市ら辺までイケてるかも 温暖化してるし なーんて思いを巡らせています。
Commented by ダンダラ at 2011-10-22 09:25 x
時々思うのですが、アサギマダラの移動コースはやはり谷筋とか一定のルートがあるんでしょうか。
そのルートの下にあるヒヨドリバナには来るけど、コースを外れると飛来個体数が少ないとかあるんでしょうね。
アサギマダラの移動コースの情報はこの時期になると毎日何十件もメールに入ってきますけど、ただ機械的にアサギマダラ情報のホルダーに放り込んでしまうだけです。
全体的な集約はされるでしょうけど、細かな地域の情報はやはり自分で一つ一つ拾っていくしかないのでしょうね。
Commented by tef_teff at 2011-10-22 10:26
そうですよね、ミズヒマワリは特定外来生物に指定されているので、移動させたりするとまずいですよね。

ヒヨドリバナにはメスも訪花しているので、その他の誘因物質も影響している思ったのですが、集団移動説もあるのでわからないですね。 ただ、友人宅のフジバカマに一株訪花したりするのを考えると蛾のオスほどではないですが、アルカロイドに対して相当敏感なセンサーを持っているような気がします。
Commented by tef_teff at 2011-10-22 10:27
続き

アサギマダラは、暑さに弱く、寒さに強いようです。本によれば神奈川県北部の場合も春と晩秋の子供は成長できるが真夏の子供は成長できないそうです。越冬は1~終齢でOK、生存率も35~40%だそうです。また、発育ゼロ点も卵で6.6℃、幼虫で5.8℃、蛹で8.0℃、産卵~羽化が6.1℃と比較的低い温度なので餌さえあれば秩父でも越冬できると思うのですが、キジョランはないと聞きます。

飛行ルートですが、飯能の天覧山?におけるオオタカの調査で何回か集団移動するアサギマダラを目撃しているとの話を聞いたことがあるのでルートというか、環境が条件があるのかもしれませんね。

群馬の友人のデータでは採捕確率は2~3%と聞いていますので
、秩父でのマーキング現在まだ23頭なので0.5頭という計算になります。
Commented by 辺蟲憐 at 2011-10-22 21:56 x
確かにヒヨドリバナなどへの嗜好性は明らかですよね。
しかしアルカロイドは虫にとって忌避物質なんでしょうから アサギはそれに鈍感で 他の植物の忌避物質には敏感となりますね。
何だかアゲアシトリ(ヒト科)っぽいですね。w
それにしても虫媒花は虫に来てほしいわけですから それぞれが持っている忌避物質を出したくはないですよね。
う〜ん 私の食草:コンラン。www

キジョラン無いんですか。
北限が確か福島だって聞いてたんでアリかな?とも思ってたんですが まあまずは八高線沿いってとこでしょうかね?。
Commented by tef_teff at 2011-10-23 23:04
アサギマダラにとってアルカロイドは分解できるように進化してきたため、既に忌避物質ではなく、フェロモンを作製するための必要な物質となり、敏感になってきたのではないでしょうか?

八高線沿い、いい考えと思いますが、吉見の友人がキジョランはないよと言っていたが・・・・。
そうそう、食草一覧にはキョウチクトウを自然で食べるとあったが本当だろうか?む
Commented by 辺蟲憐 at 2011-10-24 00:59 x
御意。
アサギの♂がフェロモンを作るのにヒヨドリバナなどからの吸蜜によるアルカロイドを使うのは承知しています。
話を戻すとそのアルカロイドを遠くから察知してるかどうか ですよね。
それで察知できてないとするとこんな事 をしつこく(ごめんなさい)書き込ませていただきました。
敏感 鈍感 は 獲得した性格か 追い込まれた性格か そのフジバカマの蜜を吸いたいのか 他はマズイので仕方なくなのか…等々 表裏一体な気もします。

キジョランやっぱきびしそうですね。
情報ありがとうございます。
まあ何かのついでにでもチラ見してみます。

流石にキョウチクトウから探した事は無いですね〜。w
それこそ産卵刺激物質を含んでるんですかね〜?。
Commented by banyan10 at 2011-10-25 12:34
狭山ではガガイモで幼虫が見つかりましたが、キジョランやイケマの方が好まれるようです。
イケマは秩父でも多いと思いますが、冬場に葉が残っているかどうかですね。
Commented by tef_teff at 2011-10-25 22:54
banyan10さん、

情報ありがとうございます。ガガイモで見つけたのですか?凄いですね。私はガガイモを見たことがありません。秩父にはないですよね。

イケマはやはり枯れてしまいますね。
Commented by 辺蟲憐 at 2011-12-05 22:40 x
母蝶採卵下ではキョウチクトウに産卵しました。


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