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クモの巣にエルタテハ?

一昨日、いつもの散歩道にある、東屋に越冬場所を
探している、ヒオドシらしき個体を目撃していた。
昨日、今日と注意して、東屋を見ていたら、
今日、東屋天井のクモの巣に、ヒオドシではなく、
エルタテハらしき個体がトラップされていた。

写真に撮ろうか?、ネットで採ろうか?迷ったが
逃げられては、元も子もないとネットで採った。

ネット内で暴れる姿を見るとボロのためか、
やっぱりヒオドシかと、マーキングのシールを
貼り付けリリースした。
その時も、裏面の色が淡色だったので、ヒオドシにしては
ちょっとおかしいなぁ・・・とは感じていたのだが・・・・・・。

自宅に帰り撮影写真を見ながら同定したところ
①裏面のL字がはっきりしている
②裏面の地色が淡色
③上翅、表面上部の白紋まわりがエルタテハ

ということで、エルタテハと同定した。
(間違っていましたら、ご指摘ください)

確認地点は、秩父市街地付近のミューズパーク(alt.300m)でる。
キベリタテハなどは春季に時々市街地付近でも見られることはあるが
エルタテハの記録は殆ど1000m以上なので、今回の確認は、
貴重な記録かもしれない。
クモの巣にエルタテハ?_e0253104_16585515.jpg

クモの巣にエルタテハ?_e0253104_2149319.jpg
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クモの巣にエルタテハ?_e0253104_2150010.jpg

by tef_teff | 2011-11-17 17:00 | エルタテハ | Comments(22)
Commented by banyan10 at 2011-11-17 20:34
これは僕には分かりませんが、図鑑と見比べると指摘している点は当てはまりますね。
エルは全く頭にありませんでしたが、ヒオドシの越冬は見たいと思っているので先日も少し探していました。
同じ東屋に戻ってくるのを期待したいです。
Commented by yoda-1 at 2011-11-17 21:01
これは翅裏の見える手前側では後翅が完全に前翅に被っていますが、前翅先端の尖り具合がよく判り、ここまで出ているのはエルの方。また、前翅先端の赤と黒の境界部分がヒオドシのように交じり合った感じがないものエルの方に思いました。
記録、おめでとうございます。
Commented by tef_teff at 2011-11-17 21:50
banyanさん
いつもの散歩道には、4つ東屋があるので、もう少し寒くなって、蝶影が殆どなくなったら、脚立を担いで回ってみたいと思いす。
Commented by tef_teff at 2011-11-17 21:57
yodaさん
ご教示ありがとうございます。ホッとしました。
何とか、今冬は越冬中タテハを見つけてみたいものです。
(キタキチョウも見たことないので探したいですね)
Commented by ダンダラ at 2011-11-18 12:56 x
「コロポックル賛歌」のclossianaさんが、屋外の公衆トイレでのヒオドシの観察をされていますし、私もずっと昔、日光の小屋の軒先に放置されていた古タイヤの中にキベリタテハが潜り込むのを目撃したことがあります。
この場所で、タテハ類の越冬が観察されると面白いですね。
そのときにはぜひ声をかけてください。
Commented by otto-N at 2011-11-18 16:00 x
ときどき出会う、エルとヒオドシ、瞬間的には判らず、撮ってから判定しています。
先日はありがとうございました。色々楽しそうな場所なので、来季には、秩父に伺います。
(私のほうからも、リンクさせていただきました)
Commented by tef_teff at 2011-11-18 21:19
ダンダラさん
成虫の越冬場所興味ありますね。
今年は何とか見つけてみたいと思います。
見つけた時は、当然すぐに連絡しますよ。
Commented by tef_teff at 2011-11-18 21:21
ottoさん、
また、是非秩父へ遊びに来てください。
Commented by 辺蟲憐 at 2011-11-18 22:07 x
我々が林道等を歩く所為もあるんでしょうが エルは キベリもですが 切り崩し面に覆い被さる草や木の根の中に 下から潜り込む姿を何度か目にしてます。
おそらく越冬場所としては一番多いパターンだと思います。
Commented by tef_teff at 2011-11-18 22:39
私は、潜り込むのを観察したことはありませんが、確かに、切り崩しの斜面で両種とも良く見かけますよね。
今回観察した、東屋では、天井の中の四隅にあった暗い非常に狭い空間に入ったり出たりしていました。印象としては狭い空間が好きというところです。その点は、辺蟲憐さんが観察した状況に近いような気がします。
Commented by 辺蟲憐 at 2011-11-19 00:01 x
潜り込んだとこを探しても 特定できてるのにこれがなっかなか見つかりません。
ですからかなり狭いとこに入り込んでるんだと思いますし 見つけた個体はマジかよって思うぐらいでしたから かなり狭い隙間も要チェックです。
Commented by tef_teff at 2011-11-19 16:49
クジャクチョウなどは耐寒性(ドライな環境では-25℃まで凍らない)があるようですが、これは、あくまでもドライな環境の話であって、植氷(水などを体に付けて凍りやすくする)すると-5℃くらいで簡単に凍るようなので(シャクガの場合ですが)、湿気の少ない、ドライな環境で越冬するのではないかと推測しています。
そういう意味で、東屋などの人工物はベストかと思いますが、辺蟲憐さんが観察した切り崩しの環境はどうだったでしょうか?
Commented by 辺蟲憐 at 2011-11-19 19:55 x
エル3回 キベリ2回の経験しかないんですが 確かにみな日当りでしたね。
この回数で言うのもどうだかなんですが キベリよりエルの方がちょい湿度があったような…。
まあただ両種ともなかなかホームフィールドで見れる種ではないので ビミョーなとこはわかりませんが。
クジャクもですが垂直移動の大きな目的でしょうから その大半はセーフゾーンまで下がるんでしょうね。
Commented by 辺蟲憐 at 2011-11-19 20:08 x
追記なんですが よ〜く周囲の環境を思い出してみると 疎林でしたよ。
結露などを考えれば温度変化の少ない場所が有利でしょうから  潜り込むのは その結果なんでしょうね〜。
Commented by tef_teff at 2011-11-19 21:34
辺蟲憐さん
情報ありがとうございます。もし、今冬タテハの越冬場所が見つけられたらUSBタイプの温湿度ロガーを放り込んで置きたいと思います。
Commented by 辺蟲憐 at 2011-11-19 22:01 x
そ それはスゴイ!。
一昨年だったか 横浜でエル騒動がありましたが 知人が町田でCを撮影してて 何年もずっと探してるんですが なかなか降り過ぎてくんない様で その間 逆に2年続きでそれっきりではあるんですが クジャクに会ってて 何のこっちゃです。
里降りヒョウモンもですが 垂直移動する蝶も面白いですね。
Commented by tef_teff at 2011-11-19 22:33
秩父で里降りクジャクは15年くらい見てないような気がします。もともと少ないですが、キベリ、エルタよりよりお目にかかれませんね。Cの成虫は市街地近くではあまり見られませんが、ハルニレから幼虫が見られるので、里降りか、ひっそり発生しているのかもしれません。
・・・あれ、秩父って里かな・・・?
Commented by 辺蟲憐 at 2011-11-20 17:39 x
もちハルニレはチェックしてるんですが 今んとこ見つけていません。orz
植樹上で幼虫の多いゾーンってどこいら辺ですか?。
Commented by tef_teff at 2011-11-20 21:48
殆ど2m以下というか、ハルニレの下に入って目視できる範囲です。私は、下に入って上を見上げ良く探します。
最下枝か、その上ぐらいまでです。外側には付いていなかったような気がします。
 また、胴吹きなどのひょろひょろっと伸びた葉にも付いていました。普通に見れば誰でも見つかると思います。下手な写真ですが一応載せます。
Commented by 辺蟲憐 at 2011-11-20 22:17 x
いやいやいや 大感謝です。
私の少ない経験ではありますが 概ね外してなかったようです。
齢数によって違うのかな?なーんて 疑心暗鬼 自問自答 七転八倒の云年でした。
やはり親蝶が滅多に降りて来てないんでしょうね。
う〜ん 難易度高そう…遠い目。
Commented by tef_teff at 2011-11-20 22:33
齢数による、上下動は無さそうですよ。
ところで、エノキを食べたり、食べなかったり知ってました?スギタニに近いものがあるような気がしました。
Commented by 辺蟲憐 at 2011-11-20 23:03 x
ありがとうございます。
大昔 九州のを飼育したんですが エノキ産でした。
で エノキで飼育しました。
が 欲をかいて それを累代しようとして 3標本を残し ぜ〜んぶパーにしました。orz
こちらのヘボイ産地ので練習しとけば良かったんですが それさえ難し過ぎるぞって 周囲に呆れられました。w
この九州産にまつわる話で 双眼鏡で探すってのがあって この情報が齢数による高さ疑惑へと 私を惑わせる一因となってます。


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by tef_teff

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